歯周外科手術(FOp)とは

  歯周外科手術とは、細菌に汚染した組織を取り除き、歯周ポケットを浅くする手術です。

 手術後、歯が伸びたように見えることが欠点ですが、歯周ポケットが浅くなることで、歯ブラシに

 よる歯垢・プラークの除去が容易になるため、歯周病の進行を遅くするには有効です。

  歯槽骨が部分的にとけている場合に、人工骨や自分の骨を移植することもあります。

 いきなり手術することは無く、歯周初期治療を繰り返しても改善しない場合に行います。


 治療の流れ



 1.麻酔をした後、歯肉に切開を入れます。


 
 2.細菌に汚染された歯肉(不良肉芽)を取り除きます。



 3.歯の根に付いた歯石や細菌を取り除きます。



 4.糸で縫い合わせて完了です。


         
   細菌感染した組織を除去したところ        骨の無い部分に人工骨を入れたところ