顎関節症



 顎関節症とは
  @口を開けようとすると、あごが痛い
  Aあごを動かす時に音がする。
  Bあまり大きく口が開かない
  Cあごが閉じない
  D急に噛み合わせが変化した
                              が主な症状です。

    ※ 噛み合せが気になる症状は、咬合異状感咬合違和感症候群であり、
      顎関節症とは異なります。

 原因は?
  主に生活習慣によるものされています。
   @歯列接触癖(TCH)
   A歯ぎしり・食いしばり
   Bストレス
   C偏咀嚼(片側で噛む癖)
   D悪い噛み合わせ

     ※ 顎関節症は噛み合わせだけが直接的な原因では無く、歯軋り、
      ストレス、歯列接触癖(TCH)などが、重なって起こります。
      顎関節症に対しての噛み合わせの治療は保険適用外です。

       当医院では、積極的な咬合治療は行っておりません。


歯列接触癖(TCH)とは?
  本来、人間の上下の歯は、食べ物を噛んだ時、飲み込む時(嚥下時)、体のバランス
 をとったり・力を入れる時に瞬間的に接触しますが、それ以外の時には接触していませ
 ん。上下の歯の接触時間は、1日 平均 17.5分 です。
  上記以外の必要の無い時も、上下の歯を接触させている癖を歯列接触癖(TCH)
 といいます。


  治療法は? 

    東京医科歯科大学 顎関節治療部の治療方針に従って行います。
   主にセルフケア中心の治療方法です。

   @生活習慣の改善(セルフケア)による治療
   A飲み薬による治療
   Bスプリント(マウスピース)による治療